3.June.2013
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蟻桟(ありざん)。
蟻組みに続き、これもやってみたかったんです。
蟻組みと同じ理屈で、接合度は高いです。
溝と相手の木口を蟻型にします。

蟻桟には通常のほぞなんかと違って接着剤(僕らは「のり」と呼びます)は使いません。
無垢の天板の反り止めによく使われるやり方で、
天板の裏に入れます。
んで無垢の木って湿度変化なんかで幅方向にかなり収縮するんです。
この反り止めにのりつけてガチガチに固めちゃうと、
木が収縮したときに割れちゃったりします。
それに対応するために、のりはつけないんですね。

組み立ては、板の側面から滑り込ませるカタチになります。
一見なんてことはないんですけど、
この溝、奥に行くに従ってわずかに勾配がつけてあります。
1000mm先に行くと溝の幅が2~3mm狭くなるぐらいです。
写真のやつは、溝の長さが250mmぐらいなので、
手前に比べて奥は0.5mm狭くなってます。
んで右に見えるオスの方も同様の勾配です。

これは締まり嵌めといって、奥に行くほどきつくなって
最後はガチガチに決まります。
途中までは手で入って、3分の2ぐらいからは金槌で渾身の力を込めて
ぶったたいても入らないぐらいのきつさです。

このきつさの調整は非常に気を使うとこで、紙一枚分緩くなったら全く意味が無くなってしまうんです。
加工は緊張します。
きっと仕事でめちゃくちゃ高い材料で完成間近の天板なんかにやるときは
ひざガクガクです。笑
そんな仕事、僕の職場ではまず無いですけどね。
あるとこにはきっとあります。

てなわけで、この締まり勾配をどうやって加工しようか1ヶ月ぐらい悩んでたんですけど、まあまあ一応はいけました。
勉強になりました。

ぼちぼち本棚組み立てです。
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by room0126 | 2013-06-03 19:20 | Photo Diary
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